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住まイイネ

4.依頼先変更、工藤建設のフローレンスガーデンへ相談・東京・横浜・全国

北米式輸入住宅建築日記
悩んでいる人

悩んでいる人

注文住宅を建てたいと思うのですが、どうもイメージが湧きません。実際の注文住宅のプランニングや施工はどんな感じでしょうか?

そんな問題についてのヒントに。

記事の内容

・注文住宅を建てるきっかけ
・注文住宅を建てるに当たってのポイント
・建築日記の果たす役割

この記事を書いた人

この記事を書いている私は、ブログ歴3年目のブロガーです。自宅を注文住宅で建てた経験のほか、家に関する情報を投稿していきます!

1.工藤建設への相談(2社目)

新たに相談する会社を探していた私達は、横浜にある中堅ゼネコンの工藤建設に、お話を聞いてみることにしました。「フローレンスガーデン」という輸入住宅(2×6工法)で、地下室付き住宅を得意としています。ホームページで調べたり、資料請求した感じでは、内容もしっかりしており、本格的な輸入住宅が作れる、という印象を受けました。

打合せに出向いてみると、本社のミーティングスペースで、数組の家族がそれぞれうち合わせを行っており、なかなか活気がありました。営業担当Oさんの説明で、工藤建設が私達の求めていた会社だ!ということを実感しました。それは、以下のような点からです。

  1. コストパフォーマンスの良さ

    モデルハウスを持たない、豪華なパンフレットや雑誌広告に必要以上の宣伝費を使わない。よってそれらのコストが、住宅価格に上載せされることがない。

  2. 値引率を操作しない

    基本的に建築価格は明確な設定をしており、お客さんによって値引率を操作しない。駆け引きをしないで最初から値段を明確に出し、それで納得されるお客さんのみを対象とする。納得しないお客さんを深追いしない。

  3. 工藤建設の責任施工

    工藤建設の社員が現場監督として、毎日現場を監督する。よって工務店任せの大手ハウスメーカーよりも、施工品質にぶれがない。

  4. 「ISO9001」などを取得している

    横浜市の公共施設を受注するなど、地元で信頼がある中堅ゼネコンである。隣の川崎市に住む私達にとっては、この地域を知っているという安心感がある。

  5. 20年保証制度がある

    住宅は建ってからも何があるか分からない。長期に渡る保証制度があるのはとても大切。

本社内にモデルルーム的なコーナーがあります。外壁や屋根、窓や床などの主要な素材はその場で確認ができ、豪華なモデルハウスが無くても、これで充分だという感じがしました。打ち合わせや貰える資料にも、無駄がありません。とにかく坪単価(50万円)を明確にして判断させてくれたこと、翌週には概算見積もりが出るという手際の良さが、私達を安心させてくれました。

2.どんどん進む打ち合わせ

その後、設計士も参加して私達の家がどんどん具体化していきました。設計士のHさんは、やさしいお父さんといった雰囲気の方で、かっこつけではない、本当に暮らしやすい家を考えてくれます。 今回、私は自分が考えた間取りをベースに設計して下さい、とお願いしたので、設計士にとっては面白くない仕事ではないかと思いました。ですが心配は無用だったようで、住み良い家になるように、細かい配慮のある設計をしていただきました。

Hさんが設計した図面を見ると、実際に住める感じがするのです。(東急ホームの設計図みたいに、異常に細長い机が描込まれていたり、玄関のたたきの向こう側にシューズクロークがある、なんて非常識なこともありません。)収納スペースや窓の配置も良く、これなら安心してお願いできそうです。そして遠慮しないで希望をぶつけやすい雰囲気を作っていただいたことにも、感謝したいと思います。Hさんの意見では、普通は家族1人につき、4畳分の収納スペースが必要とのことです。従って収納スペースを、当初より増やしていただきました。
プランニングと同時に、工藤建設の施工宅もいくつか見て回り、良い家が建ちそうだな、という手ごたえを得ることが出来ました。

【補足】工藤建設では、まだ相談の段階で、設計士が建設現場を見に来てくれました。これから住宅メーカーを決める方は、この点を厳しくチェックされることをお勧めします。東急ホームの設計士は、現場を見ないで設計していましたから、これは大きな違いです。設計する際に必要な日照条件、風の流れ、周辺環境(隣家の状況も)は、資料を見ただけで分かるとは思えません。

3.契約を済ませて更に進める

担当営業のOさんに契約をせかされたこともあり、初めて打ち合わせにいってから1ヵ月もたたないうちに、契約を済ませました。施工会社を決める、というのは施主にとって家を建てる上での最大の難関だと思いますが、私達は納得して契約することが出来ました。
短い間ではありましたが、会社選びにはさんざん悩みました。でも工藤建設に出会ってからは早かったですね。とにかく営業のOさん、設計士のHさんとも、仕事の進め方が早くて確実なので、安心して進めることが出来ます。  

それと契約をする前に何度も確認したのですが、工藤建設では契約後の変更で、見積もりを吊り上げられることはないとのことです。契約すると見積もりが建設会社の言い値になる、というのは良く言われていることですから、私達もことさら慎重になりました。最終プランで契約するわけではないので、これは重要な点でした。この点が確認できなかったら、多分まだまだ契約することは出来なかったと思います。

4.構造FIX後、設備内装の打合せ

2月の終わりには、もう電気設備、内装の打合せに入りました。その際にも、自分たちで必要な電話配線、LAN配線、コンセント、エアコンの数や位置を考えてから、打ち合わせに臨みました。 照明・内装については、1月から暇を見つけては、せっせとショールームに足を運んでいましたので、大分目も肥えて来ていました。

内装の好みは自分でわかっているつもりでも、じっさいにショールームで見て、品番を書き取るくらいのことをしないと、なかなか具体化してこないものです。気になるメーカーのショールームには、1度といわず2度3度と足を運んで、カタログも沢山請求しました。一度決めたら15年間くらい(もしかしたらずっと?)はリフォームしないでしょうから、壁クロス・床材・照明など真剣に選びました。ここでもポイントは、品質に対してのコストパフォーマンスです。得られる結果が同じなら、より安いものを選ぶこと。必要なものにはきちんとお金をかけて、無駄なことには、けっしてお金をかけないこと。

その結果、自分なりの希望を商品の品番まで含めて具体的にすることが出来ました。途中から打合せに加わった、インテリアコーディネーターのSさんの意見も参考にしながら、照明・内装プランをまとめていきました。

5.プラン決定、いよいよ着工へ

内装のプランは数回の打合せで完了しました。設計段階と同様、内装プランでも私達はとことん考えてから打合せに望みましたので、結構スムーズに進んだのではないかと思います。メールでのやりとりも頻繁に行いました。とはいえ後からいろいろ気になることも出てきて、考えがまとまらずに前後したり、再度ショールームに足を運ぶこともありました。そしてついにプランもまとまり、着工となりました。

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